痩せている人より太ってる人の方が痩せやすいワケ

太っている人は痩せやすい!?

太っている人
太っている人の方が「痩せやすい」と言われているのは、

・体重の落ちシロが大きい
体重の落ちシロとは脂肪が落ちて体重が減る幅のことです。
痩せている人はもともと脂肪の量が少ないために、体重の落ちシロが少ないので痩せ難いとされています。

たとえば・・・
150cm 43Kgの人が脂肪を1Kg落とすのと、
150cm 53Kgの人が脂肪を1Kg落とすのでは43キロの人のほうが大変なんです。

なぜならば・・・
43Kgの人はもともと食生活もある程度きちんとされていて、
カロリーコントロールや必要な栄養摂取もも比較的できているために、
現状以上の食事の改善をするのが難しく、
さらなるカロリー制限は不健康な痩せ方になってしまいがちだからです。

・筋肉は脂肪よりも重い
痩せている人が運動をすると、筋肉がついて逆に体重が増えます。
筋肉は脂肪よりも重いため、体重の面だけでみると太るという現象がおこるのです。
(この場合の体重が増えるということは決して悪いことではありませんが)

太っている人が運動するとすぐに筋肉がつくわけではなく
まず身体についている余分な脂肪がとれていくことで見た目もすっきりし、
脂肪を燃やす有酸素運動をすることによって脂肪の分の体重が減るのです。

痩せている人は見た目改善のダイエットに重点を

「太っている人が痩せやすい」というよりも・・・

「痩せている人が痩せるのはより大変」だということがいえるでしょう。

また、痩せるのが難しいがために、ストレスもたまりやすく、ダイエットも成功しにくいです。
理想の体重にほぼ近い人は、脂肪を減らそうとするのではなく、ムクミを解消したり、
ゆがみを解消したほうが見た目の改善につながる方法でのダイエットをオススメします。