カロリー0はゼロじゃない!?絶対知っておきたい「食品表示」のルール

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2013年3月19日
TBS系列 薬丸裕英さん・岡江久美子さん司会
朝の人気長寿番組としておなじみの「はなまるマーケット」

思わず人に話したくなる
絶対に知っておきたい!「食品表示のルール」

について、
消費者問題研究所の垣田達也さんをお招きされて
特集されていました。

知っているつもりでも、実はあまり知られていない・・・
食品表示のルール

「糖質0」と「糖類0」の違いってなに?

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ビールや、缶チューハイやチョコレートなど、
最近良く目にする「糖質・糖類0」の表示

「糖類」とは

三糖類-砂糖、乳糖、麦芽糖
単糖類-ブドウ糖、果糖

「糖室」とは

多糖類-オリゴ糖、でんぷん
糖アルコール-キシリトール
その他-スクラロース、アセスルファムK

上記に加えて「糖類」を含むものが
「糖質」とされています。

と、いうことは、
「糖類0」のものを買った場合、
もしかしたら「糖質」である甘味料(多糖類や糖アルコールなど)が
使われているかも?!
というわけなのです。

「カロリー0」って本当なの?

カロリーの食品表示のルールは
100g(100ml)あたり5kcal未満であれば、
「カロリー0」と表示してよい。

ことになっています。

すなわち・・・
「0カロリー」と表示してある500mlペットボトルの飲み物で
100mlあたり4.9kcalまでは「カロリー0」と表示してよいルールなので
もしかすると・・・
最大24.9kcalのカロリーがある可能性もあるのです。

ノンオイルってノン油じゃない!?

ノンオイルドレッシングの表示ルール
栄養表示をみてみると・・・
少しだけれども油が入っている物もあります。
0-ゼロ-ではないのです。
健康増進法で100gあたり脂質が3g未満であれば
「ノンオイル」と表示してよいルール。

100gあたり脂質3g未満のノンオイルドレッシングの基準

ドレッシングを大さじ1使用したとしても、
そこに含まれる脂質は0.5g以下。
一日に必要な脂質の1%程度と低いので、
非常に少ないといえます。

「ナトリウム量」=「食塩相当量」ではない!

ダイエット中こちらも気になる「塩分」
栄養表示の「ナトリウム量」=「食塩相当量」ではないのです。
でも大丈夫!
ナトリウム量から食塩の量を計算することができます!

食塩相当量(g)=ナトリウム量(g)×2.54

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