運動前にコーヒーを飲むと脂肪の分解が倍増
コーヒーはブラックで飲むことが望ましい!
糖分を一緒に取ると、脂肪の燃焼を高める効果が薄れるというのがその理由だ。
コーヒーに含まれている「カフェイン」が脂肪の分解に大きく関係しています。
コーヒーの中に含まれる「カフェイン」が、脂肪を分解する酵素「リパーゼ」の働きを活発にさせる作用をしてくれるのです
■筋肉が消費するカロリーは、2種類あります
・筋肉中に蓄えられているグリコーゲンなどの糖類
・体脂肪が分解されて血液中に溶け出している脂肪酸
短い時間の運動ではまずグリコーゲンの方が使われて、脂肪酸は使われなません。
脂肪酸を使うには、まず脂肪を分解する必要があります。
脂肪酸は、15分程度の運動により初めて、血液中に出回り始め、
筋肉はこの脂肪酸を燃やしてエネルギーを得るということになります。
つまりカフェインがあると、脂肪の分解がより進むようになるわけです。
実際、コーヒーを飲んだ後に血液中の脂肪酸の量を調べると、
水しか飲まなかった場合に比べ、脂肪酸量は増えるそうで、
その量は、コーヒーを飲まなかった場合と比べて2倍程度にもなるという。
運動の20〜30分前に飲むのがコツ
体脂肪を効率よく燃やすには、カフェインの濃度が血液中で最大になる、飲んでからおよそ20〜30分後。
つまり、コーヒーを飲んでから20〜30分後に運動を始めるといいそうです。
筋肉を動かすのに脂肪酸ではなくグリコーゲンなどの糖類が使われると血糖値が下がり、
お腹が空きやすくなります。そして「頑張ったからご褒美」としてついつい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。
その場合コーヒーを飲んでから運動をすると、グリコーゲンの多くは残るので、無用にお腹がなくなり、
運動しても、摂取カロリーを余計に増やす心配もなくなるのです。
また運動は、激しい運動では、脂肪ではなくグリコーゲンが燃やされるので、
ウオーキングやジョギングなど体への負担の少ないものにすること!
運動の後は筋力UPのため、牛乳や豆乳でタンパク質の補給を。