「糖尿病」の新常識!知っておきたい3大ポイント

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2013年4月17日放送
L4you!エルフォーユー

この日の放送は
いまや国民病とも言える「糖尿病」
について特集されていました。

患者数は糖尿病の人・糖尿病の可能性がある人あわせて.
なんと2500万人以上
20歳以上の日本人、4人に1人が糖尿病の可能性があるとされています。
心筋梗塞や、脳梗塞になってしまうおそれがあるため、
早期の予防、早めの対策が必要です。

糖尿病外来を標榜とする しんクリニック 
辛浩基 院長によると
糖尿病の治療法は日々進化していて、
超尿病が治った状態にまで改善できるような時代になっているんです。

合併症を予防する意味では、
糖尿病の予防も治療も今が大事なんです。

糖尿病の新常識!3大ポイント

1.隠れ糖尿病に気をつけろ!
2.「血糖変動」に要注意!
3.イメージを覆す 最新治療法

糖尿病とはどんな病気?

糖尿病とは主に高血糖が持続している状態
コレを放置していると、将来的に
心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす原因となります。

私達が食事をすると、
糖質を含んだ食べ物は
体内で消化・分解され小腸でブドウ糖に変わります。
そして小腸で吸収されたブドウ糖が血液中へ流れだすと
血糖値が上昇

健康な人は
血糖値が上がると、
すい臓からインスリンがだされ、
インスリンがブドウ糖を体細胞に取り込み血糖値は減少

糖尿病の人は
血糖値が上がっても
なんらかの原因でインスリンが少なかったり、
働きが悪くなってしまっています。
その為、ブドウ糖をうまく体内細胞へ送ることが出来ないため、
血液中のブドウ糖を減らすことができず、
高血糖状態が続く。
これをそのまま放っておくと、
血液循環が滞り、血管がボロボロに。。。
その結果、毛細血管がつまり、
手足の末端が不自由になったり、
失明の可能性だけでなく、動脈硬化が進み、
心筋梗塞や脳梗塞を発症する恐れが高くなってしまうのです。
また、糖尿病の人は健康な人よりも、
がんの発生率は1.2倍、認知症の発生率は2倍ともされています。

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糖尿病は血糖値が126以上とされており、
110~125が糖尿病予備軍。

しかしもし数値が正常だからといって、
心配がないとは言い切れません。
実は通常の血液検査では分からない隠れ糖尿病というものがあります。

通常健康診断などの血液検査では、
低血糖状態で測定するので、
血糖値が一番低い状態。
ところが、隠れ糖尿病は、食後に変化が現れるのです。

食後の血糖値が140mg/dlを超える人は隠れ糖尿病といわれ、
大変危険な状態なのです。

糖尿病になりやすい人の危険度チェック

1.揚げ物や甘いものがすき

2.若い頃より10kg以上太った

3.巨大児(4000g以上)を産んだ
→妊娠中はインスリン分泌が少なく、
 糖尿病になりやすい

4.40歳以上である
→ホルモンバランスの崩れから、
 また代謝が悪くなってくるのでかかりやすい

5.両親や親戚の中で糖尿病の人がいる
→糖尿病は遺伝的要因も多い。
 片側の親が糖尿病の場合27%、
 両親とも糖尿病の場合は約50%の子供が
 糖尿病になる危険性があるそうです。

5項目に1つでもあてはまってしまうと、
危険度が高いです。

病院でブドウ糖負荷試験を受けてみる

ブドウ糖を溶かした液体を飲み、
2時間後の血糖値を測る。
140以上は隠れ糖尿病

自宅で尿糖試験紙を使ってみる

自宅でも尿で測定できる。
食後1~2時間くらいで一番血糖値があがるので、
そこで血糖値を
試験紙の色の変化で尿糖値を判定する。
薬局等で簡単に手に入ります。

簡易版の血糖値測定器を活用してみる

細い針を刺して出血させ、
血糖値を5秒で測定する。

血糖変動に要注意!

血糖値をあげないようにするために、
糖質の多い炭水化物を抜いたり、
カロリー制限をしてお肉を控えたり・・・

最新の治療予防法ではそこまで厳しくしなくて大丈夫なのです!
糖尿病の予防や治療で大事なのは
食後の血糖値が上がるのを抑えて、
血糖変動を緩やかにすることが大事。

それは、過度な食事制限をするのではなく、
日頃の食べ方を変えるだけで大分変化が現れます。

「食べる順番療法」

食べる順番 1
食事は食物繊維の多い「野菜」から食べましょう
食物繊維には糖質の吸収を抑える働きがあります。

食べる順番 2
タンパク質!肉や魚、豆類には細胞や血液を作る栄養の素
不足の注意が必要です。
特に糖尿病の人は血管が衰えてつまりやすいので、
サバやさんまなどの青魚がオススメです。

食べる順番 3
最後にご飯などの炭水化物
血糖値の上がりやすいご飯や麺、イモ類などは
しょくじの最後に食べることによって糖質の摂り過ぎを防ぎ、
血糖値の上昇を抑えてくれるのです。

この食事方法をするだけで、
血糖値の上昇が緩やかになります。
また、食事中にお茶やウーロン茶を飲むと、
食物繊維と同じように糖質の吸収を緩やかにしてくれます。

進歩を続ける最新治療法

糖尿病の最新治療「BOT」
今までの糖尿病治療法ではインスリン注射は
最後の手段と言われていましたが、
今は早期にインスリンを導入するのが効果的と言われています。
それが糖尿病の最新治療「BOT」です。

従来のインスリン注射は
1日3回食前に必ず投与しなければなりませんでしたが、
BOTでは1日1回の注射と飲み薬のみ。
注射の針も従来に比べて極細になり
痛みを軽減をできるのが特徴。
初期段階でBOTを導入すれば
将来インスリン注射を手放すこともできるのです。

新薬「GLP-1」
インスリン導入は低血糖を起こさないように
管理するのが大変でしたが、
低血糖を起こさず血糖の上昇を抑える新しい薬が開発されました。
それが新薬「GLP-1」の導入です。
GLP-1はインスリンの分泌を促す成分が含まれており、
低血糖を起こしにくい。
2013年5月には週に1回の注射で済むようなものも。

患者さんへの負担が減少し、
効果的な治療が日々開発されているのです。