摂食障害の患者さんをサポートしたい人が知っておきたい大切なこと

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2013年3月4日放送
ザ!世界仰天ニュース

誰にでもおこりうる拒食症の恐怖
拒食症スペシャルが放送されていました。

その中で
摂食障害などの心療内科を専門とし、
くじらホスピタル 精神科医の
上村順子医師さんが、
摂食障害についてをお話されていました。
摂食障害ときくと若い女性が多いと思われがちですが、
最近では男性も増えてきているそうです。

摂食障害はマジメな子ほどなりやすい

摂食障害になりやすい子とは
上村順子医師によると、
真面目ないい子であったり、
几帳面で気配りもでき、
優秀な方が多いそうです。

摂食障害は大きく分けて3つ

摂食障害といっても、
おおきくわけて
「過食嘔吐型」「過食型」「制限型」
3つに分けられるそうです。

1.過食嘔吐型

食べて→吐く
摂食障害で一番多いタイプ
安易なダイエットにより、
食事制限を開始し、そのストレスから
途中で過食に転じて、
罪悪感がきて吐く。というもの。

2.過食型

ひたすら食べる
過食欲求のみで、
お腹がいっぱいでも、
食べたい気持ちがなくても、
とにかく食べ物・飲み物を
体に詰め込みたい衝動にかられることも。

3.制限型

運動を過度におこなったり、
極度な食事制限

自分のルールやこだわりが強い人に多い。
食事は拒食欲求のみで、
ずっと立っているなどの過度な運動を繰り返えす
決められたものを決められただけ
量・順番・時間などを忠実に守ります。
何十年も体重をキープすることが多いので、
年をおうにつれて、体がもたなくなって
病気に気がつくことが多く、治りにくいのがこのタイプ

摂食障害の治療方法

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本人や家族からの治療意志を確認
→精神科医・内科医・臨床心理士など複数体制による治療

・摂食障害=否認の病気
病気と認めない患者が多く、
病気だと認識させることから治療が始まる。

・複数治療の理由
心理的なケアと内科の治療
別の人が行うほうがよい
「摂食障害は辛いよね」などと慰め励ます人と、
「食べなさい、やめなさい」という人が同じ人では混乱してしまう。

摂食障害の患者に対して

気合で治せ!などと責めてはいけない
食べること・ガマンしたことに褒めてはいけない。が、
他のことで褒めてあげることがよい。

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