2012.6.14号女性セブンにて
「本当に体にいいヨーグルト選び」が特集されていました。
「美肌作り」にも「ダイエット」はたまた「大腸がん予防」など
様々な体にいい効果が期待されているヨーグルトですが、
3つのルールを守ることでさらに効果を高めることができるのです。
ヨーグルトがダイエット・美肌に効くワケ
そもそもヨーグルトがよいのか・・・
大妻女子大学家政学部教授 青江誠一郎さんによると
生きて腸まで届く乳酸菌やビフィズス菌入のヨーグルトの利点は
大きくいって2つ。
■生きた乳酸菌やビフィズス菌を腸内に取り込めること
便秘解消・ダイエット・美肌の効果をあげるには「腸」の環境改善が外せません。
腸の善玉菌を増やすには、生きたままの乳酸菌を腸へ届ける必要があります。
近年ではたくさんの種類ノヨーグルトが発売されているので、
「乳酸菌が生きて腸まで届く」ものを選びましょう◎
■カルシウムを効率よくとれること
乳製品にはどれもカルシウムが豊富に含まれていますが、
中でもヨーグルトにはカルシウムの補給に最適な食品といえます。
ヨーグルトには100g当たりのカルシウムが牛乳よりも多く含まれているのです。
また、牛乳・乳製品のカルシウムは小魚などに比べて吸収されやすいのです。
小魚では摂取量の30~40%、野菜では17~20%なのに対して牛乳のカルシウム吸収率が50~60%!
さらにヨーグルトの方が、カルシウムの吸収効率は牛乳の吸収率よりも更にアップします。
これは、ヨーグルトの乳酸菌発酵の過程の中で牛乳のたんぱく質が分解されること、
カルシウムが乳酸と結びついて乳酸カルシウムというより消化吸収しやすい物質に変化するためです。
常に!1日200g!ヨーグルトはかき混ぜない!
■ルール1:分量の目安は1日200g
■ルール2:毎食食べて、常に菌が腸に入るようにする
腸内環境はおよそ1周間で変わります。そこで、同じ銘柄のヨーグルトを一週間食べ続けてみましょう。
そして量の目安は1日200g。
一度の食事でたくさん摂るより、朝・昼・晩など何回かに分けて摂るのが理想的◎
出来れば毎食後に小さなカップをひとつ食べると、
腸に絶え間なく菌を送り込んでいる状態になりオススメです。
難しければ、1日2回にしても、腸から乳酸菌がなくなることはありません。
そして以外なことに
■ルール3:菌は酵素に弱いのでかきまぜない
これにはびっくり!の方も多いのでは?
大きめのサイズなど、一度に食べきれない時なども、
なるべくかき混ぜないようにしましょう。
乳酸菌やビフィズス菌は熱と酵素に弱いため、
かき混ぜると保存している間に数が減ってしまうのです。