痩せにくいのは朝食抜きが原因だった
朝食を食べずに摂取カロリーをセーブしても、やせるどころかかえって太りやすい体になるのだそう。
「朝食を抜いてお稽古→ガッツリのお昼ごはん→お昼寝」
体を大きく擦る為にお相撲さんはあえてこれを応用しているの
朝食を抜いてしまうと・・・
脳や胃腸、他の臓器への目覚めのスイッチが入らず、体のリズムも乱れることに。
それによって自律神経やホルモンバランスの調子も狂うため、
代謝の低下や冷え、便秘などにつながり、やせにくい体となってしまうのです。
朝食を抜いて空腹状態が長時間続くと・・・
脳が飢餓状態を察知し、生命を維持するために、体に栄養をため込もうとします。
とった栄養は脂肪として蓄積しようとし、余計なエネルギーを使わないようにするため、体が省エネモードになり、代謝が落ちてしまいます。つまり、朝食で一時的にカロリーを減らしても、長い目で見れば太りやすい体をつくることになるのです
なるべく均等に時間をあけて、3度の食事を規則正しくとることが、やせ体質へ導く第一歩!
ヤセ体質になるための朝食の3大栄養素
・「炭水化物・たんぱく質・脂肪」の割合を4・3・3でバランスよく食べる
この割合で食事を続けていくと、
脂肪を燃やすグルカゴンというホルモンが分泌され、血糖値が安定されます。
「糖質」:睡眠中に消費されたエネルギーを補給
お菓子などに含まれる糖質は、血糖値の急上昇を招いて体への負担になりやすく、栄養価も低いので、空腹時にとるのはNG。ごはんや食パンなどから補給するように。
「脂質」:代謝される際に体温を上げて、筋肉を活性化。代謝をサポート
朝から体をな状態にするためには、たんぱく質をとることも必要です。たんぱく質は筋肉をつくるもとになるだけでなく、代謝される際に体温を上げて、代謝をUPさせてくれます。
*特に「朝の卵」がいいんです!
卵はアミノバランスが良く、高たんぱく質食材のひとつです。たんぱく質は消化吸収の過程で多くの熱をつくります。だから冷え性にもいいんですよ。
「ビタミン・ミネラル」:食事から摂ったエネルギーを効率よく燃やす「潤滑油」の役割
主に、たんぱく質の代謝にはビタミンB6、脂質の代謝にはビタミンB2、炭水化物(糖質)の代謝にはビタミンB1が重要な働きをします。そのほかにもさまざまなビタミン・ミネラルが代謝を高めるために働いています。