リバウンドを引き起こす最大要因 ダイエッター最大のライバル「ホメオスタシス」と上手に付き合うコツ


急激なダイエットはリバウンドの魔の手から逃れられない


急激な食事制限や運動によってダイエットした後に、
体重がダイエット前もしくはそれ以上に増加する現象「リバウンド」
なんと日本人ダイエット経験者対象のアンケート調査 では60 %以上がこのリバウンドを経験しているそう。
リバウンドの要因には停滞期中にダイエットを中断することがあげられます。
停滞期を乗り越える6つのコツ
にあるように、停滞期中はホメオスタシス効果により、最大限のカロリーを吸収し、最小限のカロリーで生きれるような体質になっています。

その状態で、ダイエットを中断して食事を元に戻し運動をやめてしまったら、
体にはカロリーがありあまる状態となり、それは全て脂肪として蓄えられます。
その結果ダイエット開始時の体重に戻るだけでなく、
以前よりも体重が増えてしまうことになりやすいのです。

ホメオスタシス効果が働く理由

ホメオスタシス効果とは、簡単に言うと「体の危機管理システム」です。
人間の体は取り巻く環境が変わっても、
体温維持、血糖値の調節、浸透圧の調節 など、生きていく上で重要な機能を常に正常に保つ働きを持つ、 その働きをホメオスタシスといいます。

遭難者が僅かな食料で何日間も生き抜き奇跡の生還を果たすのも
.ホメオスタシスによる身体の危機管理システムが働いた成果と言え、
ダイエット、特に極端な食事制限でダイエットをしている人は、
遭難者と同じ環境になっているといえます。

ダイエット時には困っちゃう「ホメオスタシス」のお仕事

1.食物の吸収率をupさせちゃう。
2.体を省エネ化しちゃう。
3.レプチンの量を増やしちゃう。

1.食物の吸収率upさせちゃう


  …普段は食事の 100%全てがエネルギーとして吸収されてはいません。
脂肪細胞に蓄えきれなくなった余分な栄養はそのまま体外に排出されているんですが、
体が栄養不足と感じると少ない栄養を効率的に利用できるように本気出してしまいます。

2.体を省エネ化しちゃう。


  …吸収する栄養が不足した場合、
体内で消費されるエネルギーを節約し 普段と同じ活動ができるよう代謝を少なくしてしまいます。
具体的には筋肉量を減らしたりしてくれちゃいます。

3.レプチンの量を増やしちゃう


  …レプチンとは満腹中枢を刺激する物質です。(STOP! THE 食欲「ニセの食欲をやっつける9つのこと」参照

●レプチンのセットポイント●
全ての脂肪細胞に脂肪が吸収された時点で 我々に満腹感を感じさせるレプチンの量のこと。
セットポイントまでレプチンが分泌されないと 本当の満腹感を得ることができません。
体は飢餓に対して非常に敏感に反応するようになっており、
少ない食事量ですぐに満腹感を感じてしまうと十分な栄養が得られなくても 食事を摂らなくなる恐れがあるため、 レプチンの分泌量を減らし空腹を感じさせる。
レプチンのセットポイントの修正には1ヶ月と時間がかかります。

ホメオスタシスを発動させないようにするためには・・・


・1ヶ月の体重の減少を体重の5%以内に抑える
1ヶ月で体重の5%以上体重が減ると、ホメオスタシス最大限に働き始めるといわれています。
ということは、
ダイエットにおいて1ヶ月の体重の減少を体重の5%以内に抑えることが最大の停滞期→リバウンド対策になるということです。


レプチンのセットポイントを修正させる。 体重の 5%以内を減らして1ヶ月以上経つと レプチンのセットポイントが減らした体重に合うように変化する。

・脂肪にならない栄養素の補給
ホメオスタシスは、体が栄養不足を感じて発動するので、
脂肪に変化しない微量栄養素(ビタミンやミネラル)を十分摂取することで体の栄養不足と感じるセンサーを可能なかぎり鈍感にします。
一人暮らし等で食事内容を調整するのが難しい人は「サプリメント」を上手に摂りいれましょう。

スポンサーリンク